トップページ > 交通事故と自動車保険 > これだけは付帯させておきたい特約

「自動車保険」は万一の事故に備えて、大事故の場合でもきちんとカバーできるように考えて加入するものです。
しかし最近では交通事故も複雑になってきていますし、また交通事故以外でも車のトラブル、個人のトラブルなどに対して損害賠償請求があるなど、日本もアメリカナイズされてきています。
そんなときにも「自動車保険」でしかるべき特約をつけていれば安心!
ここでは「自動車保険に付帯させておきたい特約」について解説します。

個人賠償責任保険

「自動車保険」の特約のなかで最も付帯させておきたい特約は「個人賠償責任保険」。
これは自動車に乗っているときではなく、日常生活のなかで、なんらかの不注意などで、第三者の物を壊してしまった、ケガをさせた、などといったトラブルのときにカバーできます。
またこれは小さなお子様がいらっしゃる場合も、そのお子様が粗相をしてトラブルを起こし、損害賠償を請求された場合にも使えますので非常に価値のある特約といえます。
自転車に乗っていて相手にケガを負わせてしまった場合などにも使えます。

弁護士費用特約

自動車での交通事故の場合、双方が良心的な人ばかりであれば、誠意をもって対応すればさほど問題はないものです。
しかし場合によっては、相手の方が保険に未加入であったり、言いがかり的なことを言う、適切に対応しないなど、トラブルになることも多いもの。
そういったときには、「弁護士費用特約」をあらかじめ付帯しておくと非常に心強いものです。
また、停止している車にぶつかられるなどといった、自分に過失がない事故の場合は、保険会社は示談の交渉を行えないんだそう。 そういったときにも「弁護士費用特約」がついていると安心なのです。

車両保険+天災に関する特約

少し余裕があるかたは、やはり「自然災害に備えて」特約をセットしておきたいものです。
東日本大震災では、まるで紙でも流されるように津波で車がつぎつぎと水没していくのを目の当たりにしました。
また昨今の風水害も今までのような備えではカバーできないと、どなたも感じているのではないでしょうか。
そういった災害もカバーするには、車両保険と天災に関する特約をセットすること。
一般的な車両保険では、地震や津波の被害は補償されないものですので、ちょっとのコストで済むものですから、どんな天災でもカバーできるように特約をセットしておきたいものです。