トップページ > 交通事故と自動車保険 > 実際事故に遭ったら

日ごろ安全運転をしていても、交通事故が起こってしまうこともありますし、道路を歩いているだけでも、車やバイクがなにかを避けようとしてぶつかってくる、といった事故も起こりえます。
では実際に事故に遭ってしまったらどのようなことになるのでしょうか。
実際に事故に遭ったときを想定して、つけておくと使える特約などを解説していきます。

店舗や建物などに損害を与えてしまった場合

交通事故は、道路上だけで起こるとは限りません。
実際最近では店舗に車ごと突っ込んでしまった、などといったケースも多く見受けられるようになってきています。
また電柱などにぶつかり、壊してしまうこともありますね。
そういった場合、自動車保険の「対物賠償保険金」でカバーすることができます。
自力で支払うのでは到底賄えない金額になることも多いため、自動車保険でカバーできるのはありがたいですね。

交通事故で自分がケガをした場合は…

過失割合に関わらず、交通事故で自分がケガをしてしまった場合はどのような保険がカバーしてくれるのでしょうか。
自動車に搭乗中の場合のケガの費用は、「人身傷害補償保険」「搭乗者傷害保険」でカバーされます。
「人身傷害補償保険」はケガの治療費をカバーするかたちで受取れるもので、「搭乗者傷害保険」はケガの状態に応じて規定の一定額が支払われます。
またこれらを両方付帯させていると、どちらも保険金が受取れるのですが、一般的には他にも生命保険でケガの補償をつけている場合もある場合も。 そういった場合は三つの保険金を受取ることになるようです。

子どもが登校中に車と事故でケガをしたら?

お子様が登校中などに車の過失でケガをした場合、加害者の保険でカバーされるのが一般的ですが、加害者が必ずしも任意保険に入っているとは限りませんね。
そういった場合は、自分の自動車保険のなかにある「人身傷害補償保険」を「歩行中なども含むものにしておく」と、保険金でカバーすることができるのです。

風水害で自動車が水没したら…?!

昨今は風水害で自動車が全損してしまう、といったケースが少なくなくなってきています。
そういったことになってしまった場合は、「車両保険」に入っているとカバーできます。
しかし噴火、地震、津波などに関しては「特約」をつけていないとカバーできません。

このように具体的な事故のパターンをチェックすると、どのような特約をセットしておいたらよいか、分かってきますね。