トップページ > 交通事故について > 複合的な事故について

複合的な事故の場合の対処は?

交通事故の場合はとにかくまず「二次的な事故を防ぐ」ことが重要ですが、これを行っている段階で事故が起こってしまう場合も。
そのように複合的な事故になってしまった場合も、さらに被害が拡大しないように交通を妨げないように行動します。
そのためには現場を保存するには画像を撮っておくことが最も有効で、速やかに撮影後移動しましょう。

警察、保険会社への連絡

被害が広がらないようにしてから、警察と加入している保険会社に連絡をします。
人身事故でケガ人がいる場合は先に救急車を要請することも忘れずに。
特に複合的な事故の場合は状況をきちんと伝える必要がありますので、場合によっては携帯のメモ機能などを使って覚えていることを書き留めておくことも有効です。

非常に複雑な高速道路での複合事故

一般的な道路での複合的な事故はさほど多くはないものですが、高速道路の場合は、速度がかなり出ていることから、道路の構造、その日の天候、渋滞の具合などによって、複合的な事故が起こりやすくなります。
特にひとつの事故が起こってしまうと、そこにどうしても80キロ程度の高速で走ってくる車が止まりきれず、追突する、避けてガードレールに激突する、あるいは渋滞していて玉突きを起こす、といったことが頻繁に起こります。
このようなさまざまな要因が絡んだ複合的な交通事故の場合、過失責任についてもかなり判断が難しくなってしまいます。
またこのような高速道路での複合的な事故が起こった場合は、命に関わる事故が少なくありません。
ですから特に高速走行する場合はより気を配って、車間距離を多めにとり、わき見などをしないこと。
渋滞中などは、気をつけていても状況によっては後続車に追突されるといったこともありますので、できるだけ神経を遣いながら運転することが必要です。
このようなときの対処のためにも、任意の自動車保険には加入しておきたいものです。