「単独事故（自損事故）」の対処…自身で二次的な事故を回避
「単独事故」といってもこれもさまざまなパターンがあります。
ほんのちょっとした不注意で建物や車両が壊れてしまっただけ、という場合もあれば、自分が友人を連れて車を運転していて、不注意でどこかにぶつけてしまった、といった場合も。
いずれにせよ、この「単独事故」の車両が交通の妨げになっていると、二次的な交通事故を起こすきっかけになる可能性があるため、速やかに邪魔にならないように破損した車両などを移動します。
警察に連絡を
「単独事故だから別に警察に連絡しなくても…」という考えを起こす人もいますが、やはり交通事故を起こしたときには警察に連絡はしておきましょう。
交通事故が起こった、ということをしっかり記録に残しておくことは、後々に保険を使うときに必要になってくるもの。
ですからどんな軽微な交通事故でもきちんと連絡をし、事故の証明が取れるようにしておくべきなんですね。
任意加入している自動車保険へ連絡を
「単独事故」の場合も自身が加入している自動車保険に連絡を入れましょう。
加入している内容によって補償されるか否かは変わってきますが、それを含めて保険会社には事故があったことを連絡し、手続きを進めていくようにします。
「単独事故」で自分がケガをした場合、自賠責保険でカバーできる？
うっかり「単独事故」で車をぶつけてしまい、自分が窓ガラスに頭を打ちつけるなどしてケガを負ってしまった場合、任意加入の自動車保険に加入していなければ、保険で治療費はカバーできません。
自賠責保険の場合は、「単独事故（自損事故）」を起こした場合、同乗者などのケガはカバーできますが、当事者のケガは補償されないのです。
また任意加入の自動車保険の詳細によっても、「単独事故」の場合の補償内容は細かく異なりますので、事故を起こす前に自身でいま一度チェックしておくことをおススメします。
特に建造物などを破損した場合、かなり高額の支払が発生する場合もあるようですので、契約内容の確認が必要です。
